シャンプーの目的

こんにちは、原田です

もう10月も半ばなのに暑い日が続きますね、


最近メンズのお客様から
「髪がゴワゴワする」というお声を聞いて、
シャンプーのあとにトリートメントされてますか?
と質問すると、ほとんどの方がしてないとの事で、
結論から言うと必ずゴワゴワします!
それどころか5センチくらいしかない髪でも
枝毛ができたりします。今回はその仕組みを
美容学校で習う知識で科学的にご説明致します

洗髪の歴史は非常に古く、平安時代には小豆粉で、江戸時代にはうどん粉や灰汁などで髪を洗っていたそうです。昭和に入ると"シャンプー"と呼ばれる頭髪用石鹸が登場し、さらに洗い上がり感の良さを求めた"リンス"が開発・販売されていきます。
 
最近のヘアケア製品には様々な機能が付与されていますが、今回はその基本的な役割である「汚れの落とし」や「洗い上がりの良さ」に注目します。
 
①. シャンプー -"洗浄"の意味は?-
 洗浄とは汚れ成分や油を水に溶かし込んで落とすことですが、水と油は互いに混ざりにくいため水ですすぐだけでは落ちません。これを解決したのが"界面活性剤"です。界面活性剤は油となじみやすい部分(親油部)と水となじみやすい部分(親水部)を併せ持ちます。
②. トリートメント-髪を"滑らか"に- 
 初期のシャンプーには石鹸が含まれていました。石鹸カスは"髪のゴワゴワ感"を生むため、レモン汁やお酢などの弱酸性溶液で中和してこれを取り除いたのがリンスの始まりです。では最近のトリートメントはどのようにして滑らかな髪にするのでしょうか?
トリートメントの構成主成分は、"プラスに帯電したカチオン性界面活性剤"と炭素数の多い高級アルコールなどの"油剤"です。

このようにしてできる油膜が髪表面のキューティクルを包みこむことでキューティクルの剥離を予防します。髪のきしみは剥離したキューティクルがひっかかることで生じるため、トリートメントのおかげで滑らかな髪が保たれているのです。
※キューティクルはタケノコの鱗の様に髪表面を覆い、髪の中心部を熱や刺激から守る役割を果たしています。

つまり、トリートメント(又はリンス)は
シャンプーによって帯電したマイナスイオンを
プラスに戻す、という事です。
マイナスなら汚れを落とす、プラスは包み込むというイメージですね、なので短い髪でもトリートメントをした方が、潤い、ツヤがでて柔らかくなるという事でございます♪
ぜひ綺麗な髪をキープしましょ🤲

Artis hairdesign アーティスヘアデザイン

春日井駅近くの美容室アーティスヘアデザインです ヘアメニューとアイメニュー取り揃えております

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